Netflixドラマ『離婚しようよ』の感想とおすすめポイント(ネタバレなし)
こんにちは、よっさんです。
今日はNetflixドラマ『離婚しようよ』のご紹介です。
クドカン×大石静×松坂桃李×仲里依紗のメンツが揃って面白くない訳がない。
2日間で一気見しました。
日本のコメディドラマが見たいなら、とりあえずこれ見て間違いないです!
かしこみ、かしこみ~!
目次
あらすじ
気持ちは冷めきっているものの、2人の結婚により得をする権力者が大勢いるため、すぐには別れられない女優と政治家の夫婦。そこで彼らは一致団結し、"離婚"という目標を実現すべく動き出す。
個人的おすすめポイント
おすすめ度★★★★★(5/5)
▶全員がハマり役で話のテンポもGOOD!全9話で完結
▶クドカンの面白さと大石静のラブストーリーの見事なハイブリッド脚本
▶意外と選挙の勉強にもなる
登場人物紹介
1.東海林大志(演:松坂桃李)
ダメ男。ダメ政治家。小泉進〇郎。
ダメな優男を演じさせたら松坂桃李の右に出る者はいないでしょう。
2.黒澤ゆい(演:仲里依紗)
朝ドラ「巫女ちゃん」でブレイクした女優でお嫁さんにしたい女優№1に選ばれている。
この二人が離婚へ向かって動き出します。
3.東海林峰子(演:竹下景子)
ダメ男・大志の母。離婚に向かおうとする二人を引っ搔き回す。
個人的に竹下景子さんがこのドラマの優勝者。パチンコ屋のシーン爆笑しました。
かつて実際にお嫁さんにしたい女優№1だったらしい。だからキャスティングされたのか?
4.早乙女五郎(演:尾美としのり)
大志の父の代から勤めてきた秘書。
尾美さんの存在感好きなんですよね~。シリアスもコメディもお涙頂戴まで何でもできる安心感のある俳優さんだと思います。今回もその実力を発揮しています!
5.三俣桜子(演:織田梨沙)
大志の不倫相手。みーーまーーたーーー! (←これ言いたいがための紹介)
「コンフィデンスマンJP」以来久々に見た気がする。
6.想田豪(演:山本耕史)
大志と対立候補になる政治家。胡散臭い。そうだ!選挙へGO!
7.加納恭二(演:錦戸亮)
色気ダダ漏れの東大卒パチンコアーティスト。(ご都合展開で)ゆいと知り合う。
当て書きしたような脚本で皆さん本当にハマり役。
他にも個性的な離婚弁護士役で古田新太や板谷由夏、ゆいの母に高島礼子、人気俳優役で神尾楓珠、ちょい役でお笑い芸人の方々が出演されていたり豪華キャストとなってます。
感想
離婚がテーマですが、重苦しい展開は無いので2023年のドラマでおすすめできる1本です。
共同脚本という日本では珍しい形で製作された本作は期待通りに面白かったです。
プロデューサーの割り振りで交換日記のように脚本を書いたそうで、色気ダダ漏れの恋愛シーンはもちろん大石静さん(「セカンドバージン」や2024年大河ドラマ「光る君へ」などの脚本を担当)とのこと。
海外では当たり前な共同脚本が日本にも浸透して、より面白いエンタメ作品が生まれることを願ってます。日本はやればできる子!
製作はTBS。「ドラマのTBS」と言われていた頃の輝きをネット配信ドラマで取り戻していきそうですね。
松坂桃李は演技が上手い!映画「新聞記者」で演じた若手エリート官僚とは真逆の役柄ですが、こちらもハマってます。
仲里依紗は今のところ、これが代表作になるのではないでしょうか。YouTubeで見せる素の仲里依紗の魅力的な部分が詰まった役柄でした。有権者の前で女優モードになったり、大志にヒステリックに怒ったり、ころころ変わる表情と演技はさすが実力派と思いました。
そして、なんてったって竹下景子!久々に見たので一瞬誰だか分かりませんでしたが、コメディエンヌぶりに驚かされました。良妻賢母役のイメージが強かったのですが、長年活躍されているだけあって演技の振り幅ありますね。参りました。優勝です。
どこで見れる?
2023年8月現在、Netflixで独占配信中です。
是非ご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。